梅翁院について
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曹洞宗 芳谷山 梅翁院
 
梅翁院について
 
曹洞宗 梅翁院 第廿一世住職 増田 正明
 
梅翁院は、眞田十万石松代藩初代信之公の側室(玉川伊豫守女右京)戒名「梅翁院殿正覚妙貞大姉」淑靈(寛文十一辛庚年十一月五日歿……西暦一六七二年)及びその両親受光院殿・智光院殿の菩提を弔うために眞田家が創立した寺でございます。
 
魚濫観世音菩薩
右京の局は極めて聡明の人にて、信之公に忠義甚だ厚く、寵愛を一身にあつめ、公が晩年隠居し万治元年入門して一當齋と号されたが、その極老に至るまで日夜身辺に付き添われました。一當齋は同年十月十七日柴にて九十三歳で薨去(眞田家御遺物雑記によれば玉川右京女金子千両の配分を受けられたとあり)。その後は剃髪して妙貞と云い清花院殿と稱されました。京都の尼寺に住して日頃信仰の魚濫観世音をまつりて心信を込め身辺の護り本尊として、専ら信之公の冥福を念じたといわれています。
 
戒名を更めて梅翁院殿正覚妙貞大姉と尊稱し、当院にその墓所があります。
開山は長国寺六世稟室大承大和尚で、当時、眞田家の招請にて当院の初代住職となりました。
因みに魚濫観世音は水縁甚だ深く、ものを生み育てる力を具足し、妙智力をもって善男善女に利益を授けられる菩薩です。
憶念の信力により加護を蒙るは必定なり。この祈願殿の安座尊像は江戸中期後の作です。
 
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本堂本尊釋迦如来像 二十五菩薩像
本堂本尊釋迦如来像 二十五菩薩像
 
六地蔵 開基梅翁院殿 正覚妙貞大姉墓 山門
六地蔵 開基梅翁院殿 正覚妙貞大姉墓 山門
 
石造り仁王 梅翁院は山号を芳谷山といい、永平寺、總持寺の両大本山の末寺です。
年中行事は先ず、魚濫観世音の尊前で、二年参りに合わせて元旦の祝祷祈願から始まります。大晦日三十一日夜十一時頃から元旦朝二時頃まで祈願法要がおこなわれます。
また、一月十八日は初観音、四月十八日は春季祈願祭、十月十八日は秋季祈願祭がおこなわれ、また、四月八日は釈尊降誕会、五月十日は大般若法要、八月六日は山門大施食法要、続いてお盆の行事等がおこなわれます。
さらに曹洞宗参禅道場も併設して居り、坐禅に親しむ方や、子供たちの心の勉強、初心者の坐禅指導もおこない、一泊二日の研修会もおこなっています。
石造り仁王
境内には平成三年「子供の日」に地元の有志によって、童謡歌碑『見てござる』が建てられました。 お地蔵さんをたたえた童謡♪村のはずれのお地蔵さんは♪がリズムに乗って流れます。
 
童謡歌碑『見てござる』
 
梅翁院は古き歴史と伝説とロマンの寺で『菩薩に逢える善男善女の寺』といわれ有名です。
 
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梅翁院へのご案内
 
梅翁院
松代魚濫観音祈願殿
〒381-1231
長野市松代町松代 984
TEL 026-278-3543
FAX 026-278-8277
URL http://www.bio21.or.jp/
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梅翁院
【駐車場完備】
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